日経メディカルのロゴ画像

特集◎糖尿病治療薬 戦国時代《1》
SGLT2阻害薬◆高評価の欧米 日本では後手

ここ数年で、2型糖尿病の薬物治療は様変わりした。スルホニル尿素(SU)薬に代わりジペプチジルペプチダーゼ(DPP)-4阻害薬が、処方率で首位になった。世界標準薬であるビグアナイド薬のメトホルミンは、国内で勢力を伸ばし切れていない。意外なスロースタートを切ったナトリウムグルコース共輸送担体(SGLT)2阻害薬の前に、週1回型DPP-4阻害薬という伏兵も登場した。第一選択薬の座を巡る糖尿病治療薬の「戦い」を追った。

 エンパグリフロジンで心血管死亡が38%も減少したという大規模試験の発表後、欧米では改めてSGLT2阻害薬に脚光が当たっている。我が国では、圧倒的なDPP-4阻害薬の勢力を前に立ちすくんでいる状況だが、件の臨床試験の結果は援軍になるのだろうか。


この記事を読んでいる人におすすめ