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韓国の医療IT◎外来をスマホで誘導、全ベッドにPC標準装備
ここまで来た! 韓国の最先端“IoT”病院
センサー付きモバイル聴診器の臨床試験も実施中

2016/03/15
趙章恩=韓国在住ITジャーナリスト

 韓国では、日本よりやや遅れて、2009年11月にスマートフォンが登場した。しかしスマートフォンの普及速度は世界一を自負するほど早かった。韓国政府の調査によると、2015年12月時点で全国民の85%がスマートフォンを利用し、さらにその8割はLTEという高速モバイルインターネットに対応した最新機種を使っている。お店はもちろん、市内や地下鉄の車両内、病院までも無料で使える無線LANサービスを提供するほどだ。

 スマートフォンの普及に伴い、病院と医療サービスは大きく変化している。ヘルスケアアプリや病院アプリ、服薬アプリなどが数多く登場し、2014年からは、「IoT(Internet of everything)病院」をキーワードに病院のスマート化が進んでいる。IoTは最近広く産業界で話題となっているキーワードで、「全てのものがインターネットで接続される」ことにより産業が進化する、新しいサービスや商品が生まれる、と期待されている考え方。生活・医療分野においてのIoTの活用とは、スマートフォンを中心に、「人ともの」、あるいは「ものともの」をつなげて人々の生活をより便利に、また健康にする医療サービスを提供しようというチャレンジである。


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