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特集◎看護師特定行為で医療が変わる
10月スタート!看護師特定行為研修って何?

 高度な医学知識や技能を持った看護師を全国的に養成する制度、「特定行為に係る看護師の研修制度」が今年10月に始まった。

 特定行為とは、「診療の補助行為」であって、看護師が「手順書」(後述)により行う場合に、実践的な思考力や判断力、技術力などを要するものとして厚生労働省令で規定したものを指す。現在、38行為が定められており(表2)、その内容は、「人工呼吸器からの離脱」のように急性期の現場で行われることが多い行為から、「褥瘡治療における血流のない壊死組織の除去」「脱水症状に対する輸液による補正」など、在宅でも必要となる行為まで幅広い。医師の判断を待たずに、手順書によりこれらを実施する看護師に対して、国が指定する研修機関において特定行為研修の受講を義務付ける─。これが制度の概要だ。

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