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特集◎ヒヤリとしたあの瞬間《誤挿管》
誤って食道挿管、再挿管するも低酸素血症に
気管切開の可能性も含め次の一手を念頭に対応

【事例】
 呼吸器内科病棟に入院中の70歳代男性が、意識障害を来した。看護師から連絡を受けた主治医のE医師(卒後5年目)は病棟に急行。外見上、挿管困難例ではないと判断し挿管を試みたものの、甲状腺腫脹により気管が変異しており、気管チューブが先に進まない。焦ったE医師は喉頭展開を繰り返し、なんとか気管チューブを押し込み胸部圧迫を開始したが、応援に駆け付けた上級医から食道挿管になっていると指摘された。再挿管を行ったものの徐脈、心停止に至り、最終的に蘇生できずに死亡した。

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