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特集◎ヒヤリとしたあの瞬間《薬剤の取り違え》
カンデサルタンと間違えカルデナリンを処方
うろ覚えの一般名に要注意、3文字以上の入力を習慣に

【事例】
 東北地方の診療所に勤める内科医のB氏。外来診療をしていたところ、50歳代の男性が来院した。県外から出張で来たが、手持ちの薬がなくなったと話す男性。高血圧でいつもこの薬を飲んでいると紙を差し出してきた。紙には「ニフェジピン40mg×2/日、カンデサルタン4mg×2/日」と書いてあった。B氏はカンデサルタンという名前に聞き覚えがなく、電子カルテ上で誤って「カルデ」と入力。すると降圧薬の「カルデナリン」が候補として表示されたため、そのまま処方した。

 その後薬局からの疑義照会で、男性が飲んでいたのは「カンデサルタン(商品名ブロプレス)」だったと分かった。「最初からブロプレスと書いてあったらすぐ分かったのに……」とB氏は話す。

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