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シリーズ◎2016診療報酬改定
診療報酬改定の詳細が明らかに(1)
看護必要度に新基準、回復期リハビリにアウトカム評価

2016/02/02
日経ヘルスケア

 2016年度診療報酬改定は全体でマイナス1.03%となったものの、診療報酬本体は0.49%引き上げられる。1月27日には、個別改定項目の詳細が明らかになった。今改定は前回に続き、「2025 年の社会保障モデル」の実現を意識した内容となった。ただ、新規点数が多く並んだ過去2回に比べると小幅な変更にとどまる。2018年度には診療・介護報酬の同時改定のほか、医療計画や介護保険事業計画などが見直されるため、その“一里塚”と位置づけられた。

 それでも、病床機能の再編や地域包括ケアシステム構築の推進のため、様々な改定が打ち出された。削減圧力が依然として強い急性期病床では、「重症度、医療・看護必要度」の厳格化が見込まれる。回復期リハビリテーション病棟については、リハビリ効果を測るアウトカム評価が導入される方向。慢性期も、より医療が必要な患者の入院を促すため医療区分の見直しなどが図られる。

 今後、厚生労働省の中央社会保険医療協議会でさらに議論し、2月中旬にも具体的な点数が決まる。1月末までに明らかになった主な改定内容を紹介する。

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