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学会トピック◎第49回日本頭痛学会総会
新・頭痛診療GL、片頭痛予防にCGRP関連薬を強く推奨
8年ぶりに改訂された「頭痛の診療ガイドライン2021」

 第49回日本頭痛学会総会(2021年11月19~21日、開催地:静岡市)において、「頭痛診療ガイドライン2021ハイライト」と題されたセッションが開催され、このほど8年ぶりに改訂された「頭痛の診療ガイドライン2021」のポイントが紹介された。カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)をターゲットとした抗体医薬の登場で注目されていた片頭痛予防療法のパートでは、2021年に発売されたCGRP関連薬剤について、片頭痛予防薬としての使用を強く推奨している。

 頭痛診療ガイドラインは、2013年に公開された「慢性頭痛の診療ガイドライン2013」以来、8年ぶりに改訂され、2021年10月に「頭痛の診療ガイドライン2021」として発行された。全8章から成り、各クリニカルクエスチョン(CQ)に対する推奨グレード(強い推奨または弱い推奨)とエビデンスの確実性(A[高]、B[注]、C[低])を記載している。頭痛の診断と分類は基本的に、2018年に公開された「国際頭痛分類第3版(ICHD-3)」に準拠している。

 新ガイドラインは、基本的には旧ガイドラインのCQを踏襲しつつも、各章において新たなCQの追加や旧CQの統合・廃止が行われている。また、旧ガイドラインでは二次性頭痛の項目が独立していなかったが、今回の改訂で二次性頭痛についての章および21個のCQが追加された。これを踏まえて、名称が「慢性頭痛の診療ガイドライン」から「頭痛の診療ガイドライン」に変更された。

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