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特集◎今冬のかぜ診療《10》保護者の不安
薬を欲しがる親には必要ない旨を説得?
⇒ × ときに“お守り”代わりの処方も有用

「保護者の不安は感染症への対応をしただけでは解消できないことがある」と語る、たけなかキッズクリニックの竹中義人氏。

 前回紹介したアンケートで、解熱薬を処方する理由としてもう1つ多かったのが、「解熱薬がないと家族が不安になる」(50歳代、小児科)、「親を納得させるため」(30歳代、消化器内科)というものだ。子どもの発熱を心配に思う保護者には、どのような説明をすべきなのか。

 たけなかキッズクリニック(大阪府堺市)院長の竹中義人氏によれば、子どものかぜ症状に対する不安がとりわけ強いタイプの保護者は一定数存在する(表6)。「子どもにかぜを引かせたことを祖父母から責められたり、自分や家族など身近な人が高熱によって重体になった経験をしている保護者は特に不安が強い」(竹中氏)。

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