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特集◎今冬のかぜ診療《7》鎮咳薬の適否
咳を止めるために鎮咳薬を処方
⇒ × 咳の原因を考えて病態にあった薬剤を

 抗菌薬の適応でない場合は、必要に応じた対症療法を行うことになる。

 咳嗽を主訴に来院したかぜ患者の診療について亀井氏は、「患者は咳を止めてほしくて来院するので原則、止めてあげるべき」と語る。

 ただし、咳を止めるために鎮咳薬を用いるかどうかはまた別問題。咳を止める場合にも、抗菌薬の使用を判断する際と同様、問診によって咳の原因を考えて病態に合った薬剤を処方することが必要だ。

 鎮咳薬は中枢または末梢に働き掛け、原因にかかわらず咳を抑える。鎮咳薬のメリットとデメリットを表3左に示した。鎮咳薬で咳を直接的に止めなくても、原因に作用する薬剤を用いれば、その軽快に伴って咳も改善することが多い。

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