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特集◎アレルギー診療の新常識《2》花粉症
舌下免疫療法で花粉症治療はどう変わる?

「舌下免疫療法は、患者と医師が協力し、根気よく続けなければ効果が得られない治療だ」と日本医科大の大久保公裕氏は言う。

 今年10月、日本初の舌下免疫療法薬「シダトレンスギ花粉舌下液」が発売され、根治を目指せる減感作療法が、より安全かつ容易に実施できると注目を集めている。

 これまで花粉症の根治療法としては、抗原を皮下に注射して免疫寛容を誘導する皮下免疫療法が実施されていた。だが、注射による疼痛や長期間にわたる定期的な通院など、患者の負担が大きく、アナフィラキシーなど重篤な副作用のリスクもあることから、一部の専門医のみで行われていた。これに対し、「舌下免疫療法は、皮下免疫療法に比べて患者への負担が少なく、安全性も高い」と、治験に携わった日本医科大学耳鼻咽喉科教授の大久保公裕氏はシダトレンを評価する。

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