バリ島など東南アジアの観光地から帰国後にデング熱を発症する日本人患者が、毎年200人以上報告されている。国立感染症研究所によると、デング出血熱の報告も近年目立ってきている。
デング熱はデングウイルスの感染で生じ、主な症状は発熱、頭痛、発疹など。全世界で毎年5000万人から1億人の患者が発生し、うち約25万~50万人がデング出血熱となり、血漿漏出、出血傾向、ショックなどを呈して1万~2万人が死亡する。
2014年8月号特集◎迫り来る 新・再興感染症
特集◎迫り来る新・再興感染症≪Vol.8≫デング熱
開発進むデングワクチン
世界の患者は毎年1億人にも、待望のワクチンは来年にも実用化か
2014/08/28
小板橋律子=日経メディカル
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