今年4月、中東呼吸器症候群(MERS)患者数が250人以上に急増した(図2)。翌5月は減少したものの、引き続き流行の拡大が懸念されている。7月23日までにMERS確定診断を受けた患者は、2012年4月からの累積で837人。うち291人が死亡しており、致死率は約35%と極めて高い。
2014年8月号特集◎迫り来る 新・再興感染症
特集◎迫り来る新・再興感染症≪Vol.2≫MERS
中東で流行、肺炎重症化で3割強が死亡
発熱・咳を訴える患者では渡航歴の確認を
2014/08/11
富永紗衣=日経メディカル
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
この連載のバックナンバー
-
2014/08/28
-
2014/08/21
-
2014/08/20
-
2014/08/19
-
2014/08/18