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人口10万人当たり最多は東京都の3.83人、最少は高知県の0.70人
内科専攻医数、過去3年平均から21%も減少

仙台厚生病院の遠藤希之氏

 新専門医制度内科専攻医の1次登録者数は過去3年平均認定数から21%も減少し、人口10万人当たりの内科専攻医数は、最多の東京都が3.83人、最少の高知県が0.70人と5倍以上の地域格差があった――。これは、仙台厚生病院の遠藤希之氏らが、11月15日に1次登録が締め切られた新専門医制度の登録状況を独自に集計し分析した結果、明らかになったもの。12月2~3日に都内で開催された「現場からの医療改革推進協議会」の第12回シンポジウムで報告した遠藤氏は、新専門医制度が医師偏在を解消するどころかかえって悪化させるとし、現制度を白紙に戻し再設計するよう訴えた。

 新専門医制度の内科専攻医について1次登録者数を調べたところ、人口10万人当たりの内科専攻医の登録数は、東京都が3.83人で最多だった。最少は高知県の0.70人で、東京都と5倍以上の開きがあった。

 また全国平均は2.01人で、これを上回ったのは東京都のほか、宮城県、山梨県、石川県、和歌山県、奈良県、京都府、大阪府、鳥取県、岡山県、長崎県、佐賀県、福岡県の13都府県にとどまった(図1)。

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