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特集◎臨床研修制度で医療は前進したか《vol.6》診療科偏在
産婦人科・小児科・外科の医師は増えたのか
小児科は集約化で医師増に成功

 臨床研修制度の導入は、地域の医師不足だけでなく、診療科の偏在をも助長したとの批判は多い。実際、日経メディカルOnlineの医師会員を対象に行った調査で「臨床研修制度の導入は失敗だった」と回答した医師(495人)の4割強(214人)が、「診療科偏在が助長された」ことを、その理由の一つに挙げていた。

 現在、若手医師の多くは幾つかの診療科を回った後に自分の専門領域を決めるのが一般的だ。必修科目から外れた診療科の教授の中には、若手医師に科の魅力を伝えにくくなったと苦言を呈する人もいる。

 では実際に、臨床研修制度の導入は診療科偏在にどれほどの影響を及ぼしたのだろうか。

学会入会者数には影響大

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