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特集◎膵島保護で糖尿病は治せる《3》
SGLT2阻害薬はこうして生まれた

糖毒性の概念が出発点、日本の研究者が重要な役割担う
 SGLT2阻害薬のリード化合物となったフロリジン(下図)の発見は、1835年のこと。フランスの化学者によってリンゴの樹皮から分離された。

 1980年代後半、米国の有名な糖尿病研究者であるDeFronzo氏らが糖毒性の概念を提唱したことにより、フロリジンにスポットライトが当たる。糖毒性とは、糖尿病の病態においては高血糖状態が主要な悪化因子であり、それを解除することが治療につながるというもの。一連の研究でフロリジンが使われた。

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