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リポート◎ここまで進んだ「看護外来」(前編)
「リンパ浮腫外来」が癌患者のQOL向上に威力
施術中に癌再発の兆候を察知することも

 在院日数の短縮化が進む中、在宅療養患者を支援するため看護外来を強化する医療機関が増えている。そのバリエーションは糖尿病、癌、WOC(創傷・オストミー・失禁)、フットケア、在宅酸素療法、手術、遺伝相談などと実に様々。癌の場合はさらに、癌患者全般を対象にした相談外来からリンパ浮腫、緩和ケア、スキンケアまで、看護師の専門性に応じて特色ある外来が開設されている。

 看護外来には、各分野の認定看護師や学会認定資格を持つ看護師が携わっているケースが多いが、最近では大学院教育を受けた専門看護師(CNS)が力を発揮する医療機関も散見されるようになった。このような“スペシャリスト”の増加に加え、糖尿病のように看護師による療養指導が診療報酬上で評価されるようになってきたことも、看護外来の設置を後押ししている。

 ここでは、「癌」「糖尿病」「精神疾患」の3分野における先駆例を、2回にわたってリポートする。

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