
広島大病院の茶山一彰氏は「将来は経口薬のみのIFNフリー療法が第一選択になるだろう」と話す。
近い将来、インターフェロン(IFN)を必要としないIFNフリー療法も登場する見通しだ。IFNフリー療法はIFNの副作用を懸念する必要がなく、あらゆる患者にとって治療の選択肢となる。国内では、直接作用型抗ウイルス薬(DAAs:direct-acting antiviral agents)を2剤組み合わせたり、DAAsにリバビリンを併用するなど、複数のIFNフリー療法が開発されている(表2)。広島大病院長の茶山一彰氏は「将来は、IFNを使わない経口薬のみの治療法が第一選択になるだろう」と期待する。