臨床研究の信頼回復のため、あらゆる医師主導の臨床研究にICH-GCPを適用し、二重盲検法で行うべき、といった意見が上がっている。しかしこれらを実施すれば、多大な労力を要し、費用もかさむため、必要な研究が実施困難になる可能性もある。琉球大臨床薬理学教授の植田真一郎氏は、ICH-GCPを一律に適用することで、適切な医療を提供するための臨床研究が行いにくくなることを懸念する。
特集●相次ぐ研究不正、信頼回復のための10人の提言
特集◎相次ぐ研究不正、信頼回復のための10人の提言
一律のICH-GCP適用で臨床研究の質は担保できない
第7回 植田 真一郎氏(琉球大臨床薬理学教授)
2013/09/06
二羽 はるな=日経メディカル
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