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日経メディカル2012年11月号「特集 外来で治す創傷・熱傷」転載 Vol.3
広範囲な創部への被覆材の貼り方
TIPS 1

穴開きポリ袋を使った処置。(提供:柿田氏)

 創傷の種類にかかわらず、患部が広範囲な場合は被覆材が剥がれやすい。そのため、被覆材の貼り方には多少の工夫が必要だ。

 柿田氏は、創部が広い場合や、関節、顔などの剥がれやすい部位にあるときには、穴開きポリ袋にワセリンを塗ったものを被覆材として貼り(右上写真)、その上から滲出液を吸収させるためのガーゼや紙おむつを当て包帯で固定している。「患部にワセリンを塗布した穴開きポリ袋を密着させれば湿潤環境は保てる。過剰な滲出液は、穴からガーゼなどに自然と吸収される仕組みだ。滲出液の量によって、ガーゼや紙おむつ、ペットシーツなどに替えている」と柿田氏は言う。

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