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特集●症例で学ぶ接触皮膚炎 Vol.5
市販のにきび治療薬で顔面が腫れる

写真1 初診時の皮膚所見(提供:今川氏)

 市販されている一般用医薬品で自己治療を行っている尋常性ざ瘡にきび)の患者は多い。この治療の際に塗った市販薬で、重症の接触皮膚炎を発症するケースがあるという。

 自治医大附属さいたま医療センター皮膚科の飯田絵理氏は、2011年7月に開催された日本皮膚アレルギー接触皮膚炎学会で症例を発表し、「近年新たに発売された一般用医薬品が多いことから、医療機関への受診の必要性を周知する必要がある」と訴えた。

 患者は、顔面に現れた尋常性ざ瘡に対し、自宅で顔面にイブプロフェンピコノール含有の市販のざ瘡用外用薬(商品名ペアアクネクリーム)を外用。その翌日に顔面の軽度の紅斑と痒みが現れ、翌々日には顔面が腫脹してきたため今川皮膚科(さいたま市)を受診した(写真1)。

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