日常診療でよく遭遇する症状の1つである「めまい」。薬物療法は広く行われているが、治療に難渋するケースも少なくない。難治性のめまいに対し、横浜市立みなと赤十字病院の新井基洋氏はこれまで8000人の患者にリハビリテーション(平衡訓練)による治療を行っている。
めまいの理学療法と言えば、良性発作性頭位めまい症(BPPV)に対するエプレ(Epley)法が有名だ。これに対し、新井氏が指導するリハビリはBPPVに限らずめまい全般を対象とし、平衡訓練をさせることが特徴。本特集では、新井氏が実践しているめまいのリハビリテーションについて、メカニズムや指導のコツなどを紹介する。
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