慢性心不全の管理において、うっ血や浮腫のコントロールに利尿薬は必須だが、長期間使用すると効果が軽減してしまう患者も少なくない。また、合併症として低ナトリウム血症などが生じることも多い。そんな中、昨年12月に、心不全の適応としては国内初のバソプレシンV2受容体拮抗薬が登場した。既存の利尿薬とは異なる作用機序のこの薬は、既存薬でコントロールが不十分な体液貯留や低ナトリウム血症への効果が期待されている。
特集●選択肢広がる慢性心不全治療
特集●選択肢広がる慢性心不全治療 Vol.2
新機序の利尿薬「トルバプタン」の使い方
心不全患者の低ナトリウム血症に効果
2011/02/17
黒原由紀=日経メディカル
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