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日経メディカル臨時増刊 unmet medical needs特集転載 Vol.10
【多発性硬化症】再発予防の経口薬が米国で初承認
長期フィンゴリモドの長期安全性の確立が課題

 多発性硬化症は、大脳、脊髄、視神経などの神経線維の髄鞘(ミエリン)に炎症性脱髄が起こる自己免疫疾患だ。詳しい発症原因はまだ分かっておらず、根治療法はない。

 炎症の起こる神経部位によって、視力障害、感覚障害、運動麻痺、平衡障害、排尿障害など様々な症状が表れる。白人に多い疾患で、日本における患者は約1万人ほどだ。

 同疾患にはいくつかのタイプがあり、日本人には再発と寛解を繰り返す再発寛解型、再発を繰り返した後に慢性的に症状が悪化する二次進行型の2つが多い(図1)。

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