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特集●明日からできる禁煙指導 Vol.3
こうやれば禁煙治療を継続させられる
副作用と離脱症状の見通しを伝える

 禁煙補助薬を使った治療を始める際に重要なのは、自己中断を防ぐため、あらかじめ先の見通しを教えておくことだ。「Vol.2 禁煙成功率を上げる問診・指導のコツ」で紹介した生活環境の改善法に加えて、特に離脱症状と禁煙補助薬の副作用についてはしっかりアドバイスしたい。

 たばこからの離脱症状の典型例は、イライラや集中力の低下。これらは禁煙補助薬を使えば軽減されるが、それでも必ず出現する。「症状のピークは通常3~4日目で、続いてもせいぜい1週間」(たかの呼吸器科内科クリニック院長の高野義久氏)。そのことを事前に伝えておけば、患者は心の準備もできるし安心するだろう。

 現在、保険診療で使える禁煙補助薬は、ニコチン製剤のニコチンパッチ経口禁煙補助薬であるバレニクリンの2つだ(表1)。

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