抗菌薬の多剤併用が潰瘍性大腸炎の治療に有効との報告がある。慈恵医大柏病院消化器・肝臓内科教授の大草敏史氏が提唱する「ATM療法」だ。アモキシシリン、テトラサイクリン、メトロニダゾールの3剤を2週間併用することで、潰瘍性大腸炎の炎症スコアを著明に改善した。大草氏らの研究は今年、米国消化器病学会雑誌「The American Journal of GASTROENTEROLOGY」に掲載され、注目を集めている。
特集●潰瘍性大腸炎の新知見
特集●潰瘍性大腸炎の新知見 Vol.3
除菌療法で潰瘍性大腸炎の炎症が大幅に改善
ヒントはヘリコバクター・ピロリ菌の除菌療法
2010/10/01
二羽はるな=日経メディカル
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