日本の予防接種体制は諸外国に比べて遅れを取ってきた。しかし、Hibワクチンや肺炎球菌ワクチンといった10数年前から世界的に広く導入されているワクチンが、最近になってようやく承認され、行政も重い腰を上げた格好だ。昨年12月には厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会が発足し、予防接種体制の抜本的な見直しに向けて動き始めた。
同部会の部会長を務める、国立成育医療センター総長の加藤達夫氏に話を聞いた。
特集●キーパーソンに聞く日本のワクチン行政
特集●キーパーソンに聞く日本のワクチン行政 Vol.1
「定期接種と任意接種の枠を取り払うのも一案」
厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会長・加藤達夫氏(2010.7.27訂正)
2010/07/26
聞き手:黒原由紀=日経メディカル
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