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本誌連動◇日本の「実力病院」-日本経済新聞/日経メディカル調査 Vol.4
癌の実力病院
地域の臓器特化型病院が健闘

 の「実力病院」は、DPC分類の「肺癌」「胃癌」「大腸癌(結腸および直腸)」「乳癌」「前立腺癌」の5種類について、「手術あり」の診療実績に基づいて選んだ。

→肺癌・胃癌・大腸癌・乳癌・前立腺癌で診療実績の多い病院一覧

 症例数が最も多かったのは、「肺癌」は国立がんセンター中央病院(東京都中央区)で194例、「胃癌」は同じく国立がんセンター中央病院で443例、「大腸癌(直腸肛門癌)」は愛知県がんセンター中央病院(名古屋市千種区)で135例、「乳癌」は聖路加国際病院(東京都中央区)で379例、「前立腺癌」は熊本中央病院(熊本市)で90例だった。

 症例数の多い病院には、大学病院や地域のがんセンターが多く含まれる。東京都、神奈川県、大阪府といった大都市圏の病院が多いのも特徴だ。

 なお、今回の調査は、対象がDPC対象病院および準備病院に限られている関係で、例えば癌診療で全国的に有名な癌研有明病院(東京都江東区)は含まれていない。

 実力病院一覧には、それぞれの癌の「手術あり」に加えて、「手術なし」の症例数も掲載した。肺癌や前立腺癌では、「手術あり」より「手術なし」の症例数の方が多い施設が少なくない。化学療法や放射線療法など、手術以外の治療法も多く行われていることを反映していると考えられる。

 ここでは、がん診療連携拠点病院にはなっていないが、特定の臓器に特化した癌診療を行っている民間の2病院を紹介する。

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