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特集●日本医師会会長選挙をめぐって VOL.13
森陣営も副会長、常任理事候補を公表
10人中8人が唐澤陣営と重複

 3月25日、京都府医師会は4月1日の日本医師会会長選挙に立候補する同医師会会長の森洋一氏が推す副会長および常任理事候補を明らかにした。

 副会長候補として名前が挙げられたのは、現日医会長の唐澤祥人氏も推す福岡県医師会会長の横倉義武氏と現日医常任理事の内田健夫氏、中川俊男氏の3人。また、常任理事候補は10人の枠に7人の候補者を推薦。うち5人は唐澤氏と同じ候補者だった(関連記事:3.24「唐澤陣営が副会長と常任理事の候補を公表」)。

 推薦者の多くが唐澤氏と重なったことについて京都府医師会副会長の安達秀樹氏は、「単なる偶然で、唐澤陣営と打ち合わせはしていない」と語り、「我々と同じ意見で、かつ日医執行部として自らを犠牲にしてでも出馬していただける方を選んだ結果。それぞれの候補の所属する医師会も合意の上」とした。

 また、10人の常任理事枠のうち7人の名前しか挙げなかった理由について安達氏は、「残りの3人については所属する組織の問題などにより、公表できなかった。各個人には森執行部誕生の際には一緒に働いてほしいと話してある」とコメント。唐澤氏が推薦しながら森氏のリストには挙がっていない5人のうち、唐澤氏の出身母体である東京都医師会および東京都の医療機関から常任理事に立候補している前田美穂氏、今村聡氏、新田國夫氏の3人の推薦に動いたことを匂わせた。

 また、中央社会保険医療協議会(中医協)委員でもある安達氏が執行部に入れば、昨年秋以来の日医委員不在状態は解消するが、「京都府医師会の運営を考えると難しい」(安達氏)ことから、同氏の候補者リスト入りは見送られたという。

表 森氏が推す副会長および常任理事候補(敬称略)

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