2007年施行の「がん対策基本法」の追い風も受け、癌医療の中で緩和ケアの存在感が高まっている。もっとも、これまで緩和ケアに尽力してきた医師は、「オピオイドによる疼痛緩和」ばかりに焦点が当たることを問題視し、そのオピオイドでさえ、間違った使い方が目立つなど、“緩和”のレベルはバラバラというのが実態だ。癌患者の増加のペースを見れば、緩和ケアの普及は待ったなし。癌の緩和ケアの先達に、疼痛コントロールの注意点、ピットフォールを聞いた。
特集●ようやく広がるか、癌の緩和ケア
特集●ようやく広がるか、癌の緩和ケア
本当に痛みはとれていますか?
オピオイドを使っても「半数以上が効果なし」の理由とは
2008/10/09
末田 聡美=日経メディカル
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