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特集連動◇外来診療における後発品使用実態調査2008 vol.4
医師と薬剤師ですれ違う主張

 医師「処方せんで変更可とすると、何を調剤されるか分からない」、薬剤師「在庫の関係もあるので自由に調剤させてほしい」──。『日経メディカル』と『日経ドラッグインフォメーション』が共同で行った後発品の使用実態調査で、両者の思惑にそんな“ずれ”があることが明らかになった。

 今春から、医師が処方せん上で「変更不可」と明確に意思を表示しない限り、薬剤師は後発品への代替調剤ができるようになった。どの後発品を選ぶかは薬局に任されているわけだが、そのことに不安を覚える医師も少なくないようだ。今回の調査の自由意見欄では、「院外処方のときは、原則変更不可としている。患者がどこの調剤薬局に行くか分からず、そこにどんな後発品があるかも分からない」(60歳代、内科)という医師の声も聞かれた。

 「薬局薬剤師へ希望することは何ですか?」という医師に対する質問で一番多かった答えは、「信頼できるメーカーの後発品を調剤してほしい」だった(図1)。自由意見でも「同じ後発品とはいえ、どのメーカーでもいいとは思えない」(30歳代、耳鼻咽喉科)といった意見が散見されており、メーカーによる品質の違いに不安を覚える医師は多いようだ。

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