日経メディカルのロゴ画像

シリーズ◎骨粗鬆症ガイドラインを読み解く《1》
骨粗鬆症の治療目標は骨密度アップ。○か×か

 『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版』(ライフサイエンス出版、2015)が今年7月に発行された。これは、日本骨粗鬆症学会、日本骨代謝学会、骨粗鬆症財団が合同で組織した「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会」によるもので、3年ぶりの改訂となる。

診断基準がシンプルに
 今回の改訂では、他疾患を除外した上で、「大腿骨近位部もしくは椎体における脆弱性骨折があれば、骨粗鬆症と診断できる」とされた(表1)。さらに、これらの部位で骨折を認める患者は、即、骨粗鬆症の薬物治療を開始すべきであることも明記された(図1)。これは12年改訂の「原発性骨粗鬆症の診断基準」を反映したもの。

この記事を読んでいる人におすすめ