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地域医療のルーツを歩く◎沢内病院(岩手県西和賀町)【後編】
元院長に聞く 沢内の医療が崩壊した理由

 医師不足、人口減少と高齢化、国保財政の悪化……。僻地の悩みは、十年どころか50年一日だ。過去と現在を対比させながら、日本の地域医療のルーツと呼ばれる地を歩いてみる。沢内病院の後編では元院長・増田進氏に沢内の医療が崩壊した理由を聞いた。


 病院機能と村の保健医療行政を一体化した独自の方式で、日本の地域医療のお手本とされた沢内病院(現・町立西和賀さわうち病院)。前編ではその歴史と再生までの軌跡を追った。後編では、沢内病院の院長を長らく務めた増田進氏のインタビューをお届けする。増田氏は1999年に沢内病院を退職、2007年まで三陸・田老町(現・宮古市)の国民健康保険・田老病院の院長を務めた。その後、雫石町のペンションで診療所を開設。2010年には自宅のある沢内に戻り、ビール工場に隣接するホテルの中に診療所を開設し、鍼治療を自由診療で行っている。

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