2008年の秋ごろから、一部の専門家の間で話題になり始めた「タミフル耐性」のインフルエンザウイルス。当時は、まだその脅威のほどはよく分かっていなかったが、世界保健機関(WHO)が調査に乗り出したところ、世界中に予想を上回るスピードで耐性化が拡大していることが明らかになった。
タミフル耐性インフルエンザウイルスの最新情報を、継続的にリポートしていく本企画。まず第1弾は、世界および日本国内に、耐性化ウイルスがどのように広がっているかについて、国立感染症研究所ウイルス第三部インフルエンザウイルス室長の小田切孝人氏に聞いた。
《インタビュー収録日:2008年12月17日、3回に分載》
シリーズ●タミフル耐性インフルエンザウイルス
シリーズ●タミフル耐性インフルエンザウイルス
世界規模で急速に広がるタミフル耐性化
国立感染症研究所インフルエンザウイルス室室長 小田切孝人氏に聞く(1)
2008/12/24
富田 文=日経メディカル
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