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TREND◎感染症発生動向調査から見えてくる異常事態
梅毒が半年で5283人、過去最悪ペースで増加中
コロナ下で感染伝播の場として風俗が関わっている可能性も

 昨年、日本の梅毒患者の届出数は7873人となり、感染症法に基づく現在の調査が始まった1999年以降で最多を記録した。今年に入ってからも勢いが衰えず、国立感染症研究所の「IDWR速報データ2022年第25週」(2022年7月5日公表)によると新たに136例の報告があり、年初からの累積届出数は5283人と5000人を突破、半年間で昨年1年間の67%を超えてしまった。日本の梅毒は、過去最悪のペースで増加し続ける異常事態となっている(図1)。

図1 梅毒の累積届出数の推移(国立感染症研究所などのデータを基に編集部で作成)*2006年は第14週以降、2022年は第25週までの届出数。

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