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REPORT◎局所投与剤の承認で処方しやすく?
原発性腋窩多汗症で初の抗コリン薬外用剤が登場
対象となる重症例の潜在患者数は約90万人

2020/12/15
西村尚子=サイエンスライター

 原発性腋窩多汗症の治療薬として外用剤のソフピロニウム臭化物(商品名エクロックゲル5%)が11月26日に発売された。抗コリン薬の外用剤で、「エクリン汗腺の受容体をブロックすることにより精神性発汗を抑える」という機序。原発性腋窩多汗症における初の保険薬となる。これまでは保険適用外ではあるものの安価な塩化アルミニウム外用薬が使われ、制汗効果も認められてきたが、皮膚への刺激や炎症が起きやすいという課題があった。ソフピロニウムは、皮膚炎を含め副作用の頻度が低く、日常生活への支障が大きい重症患者のQOL向上が期待される。


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