HIV感染症は、抗ウイルス薬など治療の進歩によって直ちに死に至る病ではなくなった。重篤な神経認知障害を来す患者も激減する一方で、治療が比較的順調な患者でも軽度の認知障害を呈するケースが明らかとなり、HIV関連神経認知障害(HIV-associated neurocognitive disorder:HAND)という新たな疾患概念が提唱された。日本におけるHANDの有病率と関連因子について多施設前向き横断研究(J-HAND研究)を行った東京医科大学病院臨床検査医学科主任教授の木内英氏に話を聞いた。
REPORT
トレンド◎HIV感染者の4人に1人が有する「HIV関連神経認知障害(HAND)」
HIV感染者の認知機能障害、原因は? 治療は?
東京医科大学病院臨床検査医学科主任教授の木内英氏に聞く
2020/01/16
増谷 彩=日経メディカル
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