最近、小児の重症感染症に対するβラクタム系抗菌薬であるタゾバクタム/ピペラシリン合剤(TAZ/PIPC)の投与について、「他のβラクタム系抗菌薬(APBL)よりも急性腎障害(AKI)のリスクが高まる」という論文が米国から報告された。TAZ/PIPC単独投与によるAKIリスクはこれまでほとんど指摘されていないが、バンコマイシンと併用しなくてもAKIリスクは上がるのだろうか。
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