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トレンド◎専門医と同等の精度で診断を支援
胃内視鏡検査の精度向上にAI導入で挑む

 医師の経験や技量こそがモノを言うと考えられてきた上部消化管内視鏡検査の分野に、人工知能AI)が進出してきた。専門医に匹敵する精度で病変の位置や性状を判断できるAIが次々と開発され、その実力が論文で報告され話題となっている。


 胃内視鏡検査で撮影した397例、1万1481枚の内視鏡画像を使って、H.pylori感染胃炎(以下、ピロリ胃炎)かどうかを内視鏡医が診断しようとすると、およそ4時間かかり、その正診率は82.4%。これに対しAIでは、同じ数の画像をわずか3分12秒で解析し、的中率(=正診率)は87.7%と、内視鏡医を超える成績を示した――。大阪国際がんセンター(大阪市中央区)などに在籍する医師たちが発表したこの研究結果に注目が集まっている(EBiomedicine.2017;25:106-11.)。

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