放射線医学の進歩は目覚ましく、応用領域も急速に広がっている。一方で、患者はもちろん、医療従事者の被曝を防ぐための放射線防護学の普及はまだこれからだ。「放射線医学が積み上げてきた放射線防護学のノウハウを十分に伝えきれていない」と話す京都医療科学大学教授の大野和子氏に、昨年まとまった医療従事者にとっての「放射線防護の10カ条」について聞いた。
<ポイント>
・医療従事者において水晶体の線量限度がより厳しく
・『エックス線透視における従事者防護の要点10』の厳守を
・個人線量計の数と正しい着用位置を見直して
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。