金沢赤十字病院副院長の西村元一氏は昨年3月、勤務時間中に突然の下血と軽いショック症状に襲われた。精査の結果、胃の噴門部にステージ4の腫瘍が見つかり、食道、横隔膜浸潤、膵浸潤疑い、小弯側に腫大リンパ節が複数個、さらに肝転移が認められ、「治療をしなければ余命は半年」と宣告を受けた。大腸癌の専門医から胃癌患者という立場になった西村氏に、自分が治療を受ける立場になって気付いた点を聞いた。
REPORT
シリーズ◎癌治療医が癌患者になって気付いたこと(1)
癌の治療法を患者に選ばせるのは間違っている
金沢赤十字病院副院長の西村元一氏に聞く
2016/11/23
聞き手:加納亜子=日経メディカル
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。