国内の潜在患者数は6000人ほどとも言われる「鳥関連過敏性肺炎」。しかし、呼吸器専門医であっても、原因不明の「特発性間質性肺炎」、難病指定の「特発性肺線維症」と診断し、適切な治療を行えていないケースが多いことが指摘されている。的確に診断して抗原を回避すれば線維化の進行を抑制し、予後を改善する可能性がある。羽毛布団やダウンジャケットを押し入れから出す秋から冬に掛けて、症状が悪化する可能性も念頭に置いておきたい。
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