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リポート◎薬剤師調査で明らかになった処方の実態
気にしていますか? 他科との重複処方
最も多いのは胃薬、2位は鎮痛薬、他科受診を内緒にする患者も

 「薬で胃が荒れるといけないので、念のため胃薬も一緒に出しておきますね」――。日常診療で誰でも何気なく使っているお決まりのフレーズだろう。しかし、その患者は他の医療機関も受診していて、そこの医師もあなたと同様に「念のため胃薬も一緒に……」と胃薬を処方しているかもしれない。

 日経メディカル Onlineの薬剤師会員を対象にウェブアンケートを実施したところ、多くの薬局薬剤師が、重複処方の多さを実感していることが明らかになった。重複投与が多いと薬局薬剤師が感じている薬剤の種類は、消化性潰瘍治療薬が最も多く、続いて鎮痛薬、抗アレルギー薬、抗菌薬だった(図1)。これら重複処方に関して、アンケートに回答した薬局薬剤師の9割近くが処方医に疑義照会を行い処方の変更を提案していたが、中には、疑義照会をしても医師に受け入れてもらえないと嘆く声もあった。

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