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学会トピック◎第111回日本精神神経学会学術総会
オキシトシンは自閉症の社会的コミュニケーション障害に有効か?
自閉スペクトラム症を対象としたオキシトシン経鼻薬の臨床試験が開始へ

 福井大学子どものこころの発達研究センターの小坂浩隆氏らは、6月4日~6日に大阪市で開催された第111回日本精神神経学会学術総会のワークショップ「自閉スペクトラム症者への経鼻的オキシトシン継続投与の臨床試験報告と今後の展開」の中で、「経鼻薬によるオキシトシン継続の投与は、自閉スペクトラム症ASD)の社会的コミュニケーション障害への治療として期待が高まっている。しかしまだ承認が得られた薬剤ではなく、効果があると断定できる段階でもない」と指摘し、「学会を挙げて現状を説明する場の設置を検討していきたい」と語った。同時に、こうしたエビデンスを構築すべく現在募集を行っている自閉スペクトラム症を対象としたオキシトシン経鼻薬の多施設検証的臨床試験への参加を呼び掛けた。

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