認知症患者の2割を占め、国内の推定患者数は90万人とも言われるレビー小体型認知症。だが、医師の間でも認知度はいまだ低く、アルツハイマー型認知症のみならず、うつ病、統合失調症などとの誤診の多さも指摘されている。昨年にはドネペジルの適応がレビー小体型認知症にも拡大。レビー小体型認知症と鑑別したら、きめ細やかな用量調整で投薬を開始することが重要だ。認知機能低下の抑制のみならず、自律神経障害や行動・心理症状の改善も大きな治療目標となる。
REPORT
ドネペジルの用量調整はアルツハイマー型より繊細に
レビー小体型認知症を鑑別すべき、これだけの理由
精神・神経疾患との誤診による悪化にも要注意
2015/02/24
満武里奈=日経メディカル
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