胃もたれや心窩部痛などの訴えで原因が分からない場合の病名として、つい付けがちな「慢性胃炎」。2014年4月に「機能性ディスペプシア(FD)の診療ガイドライン」が発行され、消化器専門医の間では慢性胃炎をヘリコバクター・ピロリ感染胃炎(ピロリ胃炎)とFDに分けて治療する流れに変わりつつある。プライマリ・ケア医はFDをどのように診ればよいのか。ガイドラインの内容を一部紹介しつつ、FDをどのように捉えるべきかをひも解く。
REPORT
リポート◎機能性ディスペプシアGLが説く胃炎診療
「慢性胃炎」はピロリ感染胃炎とFDにほぼ二分
治療開始から4週をめどに内視鏡検査を求める
2014/06/24
加納亜子=日経メディカル
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