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ITが医療を変える◎クラウド型カルテに乗り換えた理由
現場の事情に合った電子カルテの「選び方」と「使い方」
Case010●宇都宮協立診療所(宇都宮市)

2014/04/08
北村昌陽=医療ジャーナリスト

 医療機関、特にクリニックや中小病院にとって、電子カルテ導入の負担は小さくない。費用に加え、サーバ設置スペースや維持管理の手間などの負担が、導入をためらわせる要因になっているのは間違いないだろう。

 そこで近年、注目を集めているのが、「クラウド型」のシステムだ。院内にサーバを置かず、インターネット上のクラウドスペースに情報を保存。医師はネットを介して情報にアクセスする。初期投資が少なく、メンテナンスなどの手間も簡単になる。

 セキュリティーの確立がポイントだが、VPN(Virtual Private Network)などの技術によって、信頼性が高まってきた。

 栃木県宇都宮市の宇都宮協立診療所は、2007年にセコムのクラウド型電子カルテ「ユビキタス電子カルテ」を導入した。同診療所は19床の有床診療所。医療生協を運営母体に、関連診療所や訪問看護ステーションなどと連携し、在宅医療にも積極的に取り組んでいる。

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