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トレンドビュー◎オシレーション法
普及する“苦しくない”呼吸抵抗検査
算定点数アップでクリニックでの導入に弾み

まつだ小児科の松田義和氏は「小児の呼吸機能を客観的に評価する手段がこれまでなかった」と話す。

 京都市山科区のまつだ小児科では2011年、クリニックとしてはいち早く、オシレーション法による呼吸抵抗測定装置「MostGraph-01」(チェスト製)を導入した。同院には小児喘息の患者が多く訪れる。院長の松田義和氏は「小学生以下の小児は、スパイロメトリー検査の実施は難しく、呼吸機能の低下を客観的に把握する方法は皆無と言っていい状況だった。その意味で、普通に呼吸するだけで測定できるオシレーション法への期待は大きい」と語る。

 スパイロメトリーによる検査は、息を最大限に吸い込んだ位置からの努力呼吸が必要になるため、乳幼児や小児には難しく、また呼吸器疾患の患者や高齢者にも施行できないことが多い。「オシレーション法なら、幼児は少し工夫が必要だが、小学生はまず測定できるだろう」と松田氏。これまでに40~50人程度の小児に実施したという。

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