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日経メディカル2013年4月号「話題の新薬」(転載)
ロチゴチン
パーキンソン病に初の貼付剤、むずむず脚にも適応取得

 パーキンソン病の治療薬として、初の貼付剤が登場した。2月26日に発売された非麦角系のドパミン受容体作動薬、ロチゴチン(商品名ニュープロパッチ)だ。

 パーキンソン病の治療では、治療薬の血中濃度の変動によって生じる運動合併症を抑えるため、血中濃度を安定させる重要性が認識されるようになったことに加え、服薬コンプライアンスの点からも1日1回投与の薬剤が増えている。2011年にプラミペキソールの徐放剤(ミラペックスLA)が、12年にはロピニロールの徐放剤(レキップCR)が発売された。

 ロチゴチンも、1日1回の貼付で、24時間安定的な血中濃度が維持される。Lドパ非併用早期パーキンソン病患者176人を対象に実施した国内第2/3相試験では、プラセボ群に比べ有意に日常生活動作や運動能力を改善。Lドパ併用進行期パーキンソン病患者412人を対象とした国内第3相試験では、プラセボ群に比べて有意に運動能力が改善したほか、ロピニロール(速放錠)への非劣性が確認された(図1)。

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