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日経メディカル2013年3月号「話題の新薬」(転載)
アピキサバン
心房細動の脳卒中予防に国内3番目の新規経口抗凝固薬

 心房細動に伴う脳卒中の発症を抑制する国内3番目の新規経口抗凝固薬、アピキサバン(商品名エリキュース)が2013年2月26日に発売された。血液凝固活性化第X(Xa)因子を阻害して抗血栓作用を発揮する。

 脳卒中発症リスクの評価指標であるCHADS2スコアが1点以上の心房細動患者1万8201人を対象に実施した同薬の第3相国際共同試験(ARISTOTLE試験)では、ワルファリン投与群(INR2~3)に比べてアピキサバン(5mg×2回/日)投与群で、脳卒中または全身性塞栓症の発生が21%低下した(P=0.01、図1)ほか、大出血が31%減り(P<0.001)、有効性と安全性でワルファリン投与群に対する優越性が示された。

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