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「インスリン離脱」のメリットは完全離脱でなくても得られる
平日昼だけインスリンを経口薬に

 2型糖尿病患者が行っているインスリン注射を、血糖コントロールが良くなった時点で経口薬に切り替える「インスリン離脱」。まだ実施が広がっているとは言えないが、ここ5年ほどの間に、一部の医師が手掛け始め、着実に経験症例を増している。

 背景の一つには、視力低下や脳梗塞の後遺症による麻痺で自己注射ができない糖尿病患者が増えているという事情がある。医師法によりインスリンの注射行為が許されているのは、医師や看護師以外では、患者とその家族のみ。自己注射ができなくなったことで、在宅療養が困難になったり介護施設への入居を断られる患者は少なくない。インスリン注射薬を経口薬に切り替えることができればこの問題に対応できるというわけだ(関連記事)。

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